織布準備 | アクティブワープコントロール (AWC)

光学式および非接触式の最先端技術

タテ糸準備で高品質と高い信頼性を実現するために、自動ドローイングにおけるタテ糸の識別・処理を100%制御することが、「アクティブワープコントロール」(AWC)の目的です。

AWCの主な特徴は、2台のカメラによる非接触モニタリングによる糸特性の識別と測定です。高性能プロセッサが画像を分析し、タテ糸の状態をミリ秒単位のインターバルで正確にデータを提供します。このデータをプログラムされたドローイングリピートより得られるターゲット値や工場の経験値と比較することにより、非常に高い確度でエラーの検出ができます。大抵のエラーは自動修正機能により処理を中断することなく修正されます。

ストーブリAWCシステムを搭載したSAFIRによりドローイングを行うことにより、ミスなく引き通されたタテ糸ハーネスが製織工程に利益をもたらし、高い生産性が得られます。。

詳しくはITMA 2019バルセロナでご案内します。出展ブース4号館/C201。専門知識を有する担当者にお問合せをご希望の場合は下記へ。。

AWC - ドローイングが製織品質を決定するカギ!

製織工場における生産性の向上と布地品質の向上


ストーブリユーザーからのメッセージ

"高級織物の生産能力と柔軟性。その両方を実現するため、Fraas社は1980年代からずっとジャカードマシンや電子ロータリードビーなどのストーブリ開口装置を用いて生産をしていましたが、この度、新型オートドローイングマシンSAFIR S60の導入を決めました。このマシンは独自の糸分離システムにより、完成度の高いタテ糸準備を行い、最終製品の品質を支えます。またストーブリは信頼性の高い、迅速なサービスも行い、お客様のニーズやご要望に耳を傾けていますため、 冬が寒く、人々が美しいスカーフで暖を取ることを欲する限り、このサクセスストーリは続いていくでしょう。 "

Alexander Schmidt氏
Valentin Fraas社取締役
創始家5代目

AWC 標準機能を搭載した SAFIR オートドローイングシステム

二本取り検知と糸番手検出

2台のカメラが異なる角度からモニタリング。二本取りが検知されたら自動停止。二本取り検知は糸番手の異なる糸からなるタテ糸の引き通しの際にも有効です。番手の異なる糸種が混在する場合には、AWC(オプション手配)がプログラムされたドローイングリピートの情報を用いて糸番手が正しいか、正しいポジションに行き通されているかをチェックします。


ストーブリの織布準備システムに関する詳しい情報はこちら www.staubli.com